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2009年5月25日 (月)

CEP(複合イベント処理)で結婚式の状況が分かる!?

突然ですが,次の言葉から何を連想しますか?
「鳴り響く教会のベル」
「タキシード姿の男性と流れるような白い衣装を着た女性」
「空に舞う米粒」

WikipediaでComplex Event Processingを調べていたら,
面白くて分かりやすい解釈が載っていました。

"Complex Event Processing"はCEPもしくは複合イベント処理と呼ばれ,
いくつかのイベント群から意味あるイベントが起きていることを推論する
データ処理の考え方です。
上記の例で言えば、ベルと正装した男女と米粒という単純なイベントから,
「結婚式が行われているだろう」ということを推論するわけです。

実際には,正装した男女や空に舞う米粒を,ITを使って情報処理を
するのは難しいと思いますので,実例と言うよりコンセプトの一つの解釈例
ですね。

ストリームデータ処理もこのCEPこと複合イベント処理のコンセプトを含んで
いますが,これについては今後改めてお伝えできればと思います。

CEP,複合イベント処理の技術情報については,株式会社シーエーシー様の
サイト(CEPJP)がとても良くまとまっていますので,ぜひどうぞ。

※本文中で引用または参照している内容に関しては、その原文の内容の
 正確性を保証するものではないことをご了承ください。

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