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2010年7月 3日 (土)

世界選手権3位決定戦 対カナダ戦 大量点で撃破し、再度アメリカと決勝戦

     1234567 計
日本  0311115 12
カナダ 0001011 2

【バッテリー】☆染谷(6回2/3),岡村(1/3)―峰
【二塁打】松岡(3回),峰(7回)
【盗塁】狩野(4回),溝江(5回),山田(6回)

◎これに勝てば決勝進出。負ければ3位決定。
 対戦相手は昨日、オーストラリアに最終回逆転サヨナラ勝ちし、さらに中国を破って
 勢いに乗るカナダ。
 予選リーグでも1点差で辛勝しただけに、決して楽な相手ではない。
 しかし、スタジアムには日の丸と太鼓で大きな声援を送ってくれる心強い応援団が登場。

◎2回表、先頭の坂元がレフト前で出塁。ここで、雨のため3時間近く中断。
 再開後、連続の四死球で無死満塁のビッグチャンス。濱本は三振に倒れるが、続く
 河野の打席で相手投手がワイルドピッチを犯して先制点。
 河野倒れて二死二、三塁となるが、西山がセカンド左を抜ける2点タイムリー!

◎3回表には馬渕がイレギュラーヒットで出塁。坂元が二塁に進めると、松岡が右中間
 へのタイムリー二塁打を放ち4点目。
 4回表には二死から狩野がヒットで出塁。すかさず盗塁を決めると、山田がセンター前に
 弾いて5点目。小刻みに追加する。

◎一方、先発の染谷は3回を1安打ピッチングと上々の立ち上がり。しかし、4回裏、四球と
 2本のヒットで一死満塁のピンチを招くと、セカンドゴロの間に1点を返される。 

◎直後の5回表、坂元の先頭打者ヒットを足掛かりに、二死二塁で濱本の当たりがイレギュラー
 となり、代走溝江が還って取り返す。
 さらに6回表、二死から四球と盗塁の山田を二塁におき、馬渕のタイムリーで7点目、7回表は
 打者一巡の猛攻で大量5点を奪い染谷を援護する。

◎染谷は6回と7回に2点を失うが、大量点に守られゲームセット。
 これで銀メダル以上が確定し、続けて行われる決勝で、ぜひアメリカにリベンジして欲しい。


(二)西山
(右)狩野
(中)山田
(DP)馬渕
(三)坂元
(遊)松岡
 走 溝江
 打 松本
(捕)峰
(一)濱本
(左)河野

1

ご存知の方も多いと思うが、国際大会はストライクゾーンが違う。外角はボール2つくらい
外側までストライクとなり、高めはなかなかストライクを取ってくれない。
したがって、ボール2つ分外側の低めへの制球が投手の生命線になる。
当然ながら打者はそれを知った上で打席に立っているのだが、ここに投げられると踏み込んで
打ちにいかないかぎり、カットするのが精一杯に見える。
打者にとっては悩ましいところだが、投手は強打者相手に、そこをうまく使いながら配球の
組み立てができる。

さあ、次が最後の決戦。打者は強力投手陣を攻略し、投手は強力打線を抑えて、ぜひ
アメリカにリベンジして欲しい。


木同@カラカス

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