音楽班トランペット担当の佐藤(章)です
日本リーグ後半戦の第10節では、選手の活躍と、保土ヶ谷球場のスタンドを
オレンジ色に染めあげた応援団の声援で、日本一への切符を手にしました。
この勢いを駆って京都で3連勝し、創立100周年の記念すべき年に大輪の花を
添えましょう。
さて、応援団は声援だけでなく、太鼓と管楽器の音楽班も活躍しています。
今回は、音楽班のウラ話をご紹介したいと思います。
音楽班の基本パターンは、
①フィールディングでの全選手曲演奏
5分間で全選手のテーマ曲を演奏するので、終わったら息切れで大変なことに
なってます(笑)。最近の音楽班の悩みの種…平均年齢が高いこと(←内緒です)。
②選手が打席に入るときに、太鼓担当の「ピッピッピッ」の笛で「選手テーマ曲」を演奏。
③投球直後にアンパイアの判定を見て、三振やフォアボールでなければ リーダーの
「セーノ」の掛け声で「選手テーマ曲」の後半を吹きます。リーダーはカウントを確認
しながら合図を送るので大変です。
④ファウルのときは 「ピッピッピッ」の合図で「選手テーマ曲」演奏。時々敵陣の
スタンドから聞こえてくる 「ピッピッピッ」で演奏しそうになりますが・・・(笑)
⑤出塁した時は、突撃ラッパ(?)のあとに「アイヤ」を演奏して応援席を盛り上げ、
ラッパを吹きながらスコアボードをチラ見して次の打者の演奏に入ります。
⑥得点したときは「プリプリ」(以前は「オーレ」)を吹いて盛り上げ、歓喜の渦最高潮の中、
引続き次の打者の演奏に入ります。
⑦チェンジの合間には、いろいろな曲を演奏して楽しんでいただけるよう工夫しています。
そのほかに、実践ではこんな場面も
投手がセット後、鳴り物などの応援禁止というのは皆さんご存知ですよね。ピッチングの
間隔が短い投手や長い投手まちまちですが、間隔が短い投手は音楽班泣かせです。
得点差が大きいときは代打の可能性ありで監督の動きに注意・・・チャララ~・・・
「仕事人」の準備です。
音楽班にも仕事人がおり、阿吽の呼吸(?)で演奏に入ると一瞬応援席が静まり、
そのあと歓声に。ソロで吹くのはいい気分。・・・・・・失敗さえしなければ(笑)
ファウルなどで同じ曲を連続して演奏するときなどは、応援が単調にならないように
違う旋律を吹いて、ハモったりします。
ラッパを吹きすぎて熱くなった唇は、缶ビールの缶で唇を冷やしますが、飲むのは
終了までお預け!
また、こんな失敗談も。
楽勝だからと7回表に早くも楽器を片付けたら、投手交代であわてて楽器を準備したり、
同点に追い着かれ楽器をもう一度準備するなんてこともありましたが、以来ゲームセットの
コールを聞いてから楽器を片付けるようにしています。
応援の合間を見て、音楽班をこっそり観察してみてください。
明日からソフトボールの別の楽しみ方ができるかも知れませんよ。
引続き、応援をよろしくお願いいたします。
日立ソフトウェア女子ソフトボール部
応援団音楽班 佐藤(章)